社長のおもい

弊社のフランス料理レストラン「TOKIOフレンチルナティック」は、セルフサービス・券売機・アプリ決済という、従来のレストランとはいくぶん異なった方法で運営されています。当店は、高級・高格式・丁寧なサービスというイメージのフランス料理レストランへのアンチテーゼとして、本格フランス料理をセルフサービスで提供するシステムを提案し、削減した人件費を原材料に割り振り、料理の原価率を上げ、高級フランス料理をバリュー価格で気軽に食すことができること、子供も食せる大人用メニューを充実させ、子供連れファミリーも誘致可能としました。ここにサービス業からサービスを捨て、本格的フランス料理をリーズナブルな価格で提供するシステムの新たなセルフサービス・フレンチレストラン「TOKIOフレンチルナティック」が誕生しました。新たな社会規範を設定しながら独自のカテゴリーのレストランを創発する過程は、店と客による集合的学習の過程であり、この記述（會津律治博士論文2019年）によって、イノベーションが起きる一端を記述できたものと考えます。私、Dr會津律治は日々CEOとして経営に携わると同時に、博士（革新的経営研究者）として「生産側」の店と「消費側」の客という目的を異にする2つのコミュニティが当該レストランにおいて協働することで、店の規範に変更を促し、新たな価値が生産・推進される過程、更なるイノベーションの過程を明らか（論文・学会発表）にすることを試みて行きます。

株式会社 パラディ・ラボCEO
Dr會津律治
(博士号授与パーティーの1コマ)

• 横浜国立大学・大学院　博士課程後期
  環境情報学府イノベーションマネジメント科2018年修了
• 博士号取得及び修士号取得
  修士（教育心理学）
  博士（イノベーションマネジメント：革新的経営学